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馬力とトルクの基礎知識

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2015.06.10

バイクのスペックをみてて気になる馬力やトルク。
しかし正直わかりづらいと思います。

そもそもカタログの見方とは?という方もいるかと思います。

わかりやすく一例をあげると今250㏄クラスで人気のNinja250
こちらは新しい現行モデルのスペックです。

最高出力 23kW(31PS)/11,000rpm
最大トルク 21N・m(2.1kgf・m)/8,500rpm
kW 仕事率や電力を表す国際単位
PS 馬力の単位 馬力735.5w。以前はこの表記が主流でした。
rpm 1分間当たりのエンジンの回転数のこと。

つまりNinja250は1分間に11.000回転回るとき23kw(31PS)の馬力が出るということ。

N・m ニュートンメートル。トルクの単位。
kgf・m こちらもトルクの単位。1kgf・mは約9,8N・m。以前の日本はkgf・m表記が主流でした。
rpm 1分間あたりのエンジンの回転数。

つまりNinja250は一分間に8500回転回ったときに21N・m(2.1kgf・m)のトルクがでるということ。

そもそも馬力とトルクとは簡単に言うと
馬力 一定時間内にどれだけの量仕事ができるか
トルク どれだけ重いものを動かせるか

わかりやすく自転車でいうと

  • 馬力は脚力
  • トルクはこぐ強さ
  • 回転はペダルの速さ

簡単にまとめると

  • 最高出力はバイクの速さ
  • 最大トルクは重量のあるバイクでも完全停止状態から加速状態に持っていく力

つまり馬力がある方が性能が良いと考えてよいでしょう。
またガソリンエンジンは低回転域から滑らかに出力とトルクが右肩上がりになっていく特徴があります。

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