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【2021決定版】ドゥカティの現行モデルでおすすめは?【モデル別】

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ドゥカティ(DUCATI)はイタリアを代表するオートバイメーカーでレースなどでも好成績を残しており非常に人気の高いオートバイメーカーとなっています。

ドゥカティは積極的にバイクレースで使用している技術を市販車にフィードバックしており他のバイクメーカーと比較しても多くの技術が市販車に採用されています。

ドゥカティの現行車では多くのシリーズがありそれぞれ特徴が違うためシリーズごとに紹介します。

ドゥカティの現行車の公式サイトはこちら

Diavel(ディアベル)シリーズ

Diavel

新車価格 2,086,000円
燃費 17.5km/L〈2名乗車時〉
排気量 1,198.4cc

Diavelシリーズはスポーツ性能の高いクルーザーという珍しい位置付けのモデルとなっています。
スポーツ性能はレースなどで培われた様々な機能がしっかりと入っているためワインディングも楽しめるモデルとなっています。

低中回転域で太いトルクを発揮する「テスタストレッタ11°DS」エンジンを搭載しておりL型2気筒4バルブ1198.4cc水冷エンジンとなっています。

この「テスタストレッタ11°DS」は日常で使用する常用域での安定した走行が可能となっておりスポーティーでありながらも使いやすいモデルとなっています。

電子制御で走行モード(ライディング・モード)を「アーバン」「ツーリング」「スポーツ」3種類から選ぶことが可能です。

「アーバン」モードでは約100馬力まで出力を抑えトラクションコントロールを上昇さることで発進と停止を繰り返す市街地で扱いやすいモードとなります。

「ツーリング」モードでは約165馬力まで出力を上昇させますがなめらかな加速のパワーバランスに設定するため長距離走行なども快適に行えるモードとなっています。

「スポーツ」モードでは約165馬力かつトラクションコントロールを抑えスポーティスロットルレスポンスが非常に高く最高の性能を発揮します。

Diavel Carbon

新車価格 2,544,000円
燃費 17.5km/L〈2名乗車時〉
排気量 1,198.4cc

Diavelにカーボンを施し軽量化したモデルです。

基本的な性能などに変更はありませんが外装部分が大きく変わっています。

外装部分に軽量素材となるカーボン、コーティングの施されたエグゾースト・パイプ、マルケジーニ製鍛造ホイールなど細かい部分で完成度の高いモデルとなっています。

XDiavel

新車価格 2,278,000円
排気量 1262cc

DIAVELの後継車種、派生車種と思われがちなXDIAVELですがそのほとんどが専用パーツで設計されており違うバイクのモデルのようなモデルです。

XDIAVELでもスポーティーな走行は可能ですがDIAVELと比較するとクルーザー寄りなモデルとなっておりゆったりとした体勢で運転することが可能です。

XDIAVELではスマートキーが採用されておりキーを差し込まなくてもエンジンを始動することが可能となっています。

XDiavel S

新車価格 2,668,000円
排気量 1262cc

非常に多くの部分が変更されたXDIAVELの上位モデルです。

ブレンボ製M50フロント・キャリパーや鍛造ラテラルフレーム・プレート、ビレット・アルミニウム製ミラーなど様々なパーツが変更されています。
エンジンなどの主要部分に大きな変更はありません。

Hypermotardシリーズ

Hypermotard 939

新車価格 1,569,000円
燃費 19.2km/L〈2名乗車時〉
排気量 937cc

テスタストレッタ 11°のエンジンを搭載し約110馬力のパワーを出力する水冷L型2気筒4バルブエンジンとなっています。

大型モタードですが感想重量は181kgと非常に軽く扱いやすいモデルとなっています。

非常に優れた走行性能と力強いパワーで様々な道を安全かつ快適に走行することが可能となっています。

「スポーツ」モード、「ツーリング」「アーバン」モード2種類の走行性能を選ぶことが可能となっています。

スポーツモードでは最大のブレーキング性能を発揮し気持いいスポーツ走行をすることが可能となっています。

ツーリング、アーバンモードでは安定した挙動をすることが可能となっており完全な後輪リフトアップを防止が可能です。

メインパネルよりいつでもABSをオフにすることも可能となっておりアシストをオフにしてブレーキングシステムを試すことも可能となっています。

Hypermotard 939 SP

新車価格 1,999,000円
燃費 19.2km/L〈2名乗車時〉
排気量 937cc

Hypermotard 939の上位モデルとなるHypermotard 939 SP

マルゾッキ製倒立フォークや鍛造軽合金3本スポーク、オーリンズ製フルアジャスタブルモノショックなど非常に豪華な装備を搭載しており軽量化などが図られているため軽快なハンドリングとなっています。

エンジンなどの基本的な主要部分には変更はありません。

Monsterシリーズ

MONSTER 821

新車価格 1,382,000円
燃費 19.2km/L〈2名乗車時〉
排気量 821cc

ドゥカティを代表するモンスターシリーズの小さな排気量のモデルです。

ネイキッドスタイルのボディにテスタストレッタ11° DS(L型2気筒4バルブ水冷エンジン)を搭載しており100馬力を超える出力となっています。

また43mm倒立フォークやザックス製フルアジャスタブル水平モノショック、Brembo製ブレーキ・システムなど純正でもしっかり走りこめる装備となっています。

モンスターシリーズで特徴的などがアルミニウム製両持ち式スイングアームと鋼管製トレリスフレームです。

レーシングバイクからフィードバックされたフレームを採用しており軽量かつ堅牢な構造となっています。

MONSTER 821 STRIPE

新車価格 1,455,000円
燃費 19.2km/L〈2名乗車時〉
排気量 821cc

基本的な装備などはMONSTER 821と同じですがストライプカラーが施されビキニカウルを搭載したモデルもあります。

カラーリング以外の変更点ではフロントフォークがフルアジャスタブルタイプに変更されており高い走行性能となっています。

MONSTER 1200

新車価格 1,678,000円
燃費 19.2km/L〈2名乗車時〉
排気量 1198cc

モンスターシリーズの大排気量モデルとなるMONSTER 1200

1992年より発売されたスポーツネイキッドとなっており発売当時スポーツモデルに特化していましたが日常での使いやすさも兼ねたモデルとなっています。

821と同様にライディングモードを3種類選んで運転スタイルに合わせた走行が可能ですが市街地走行を想定したアーバンモードでは821よりも緩やかなトルクの設定になっており821と比較した場合乗りやすい印象にあります。

821では低回転域のトルクが少ないのに対して馬力こそ大きいものの低回転域でもしっかりしたトルクがあるため緩やかな可能が可能です。

非常にエンジン電子制御システムのライドバイワイヤが優秀となっています。

821と1200を比較した場合どちらも特徴が大きく違うため一度試乗してみるのがおすすめですが筆者は1200のほうが多くの場面で使い印象です。

1200に搭載されているテスタストレッタ 11° DSエンジンはL型2気筒水冷4バルブ1198ccエンジンとなっており最大約140馬力の最大出力を備えています。
※国内モデル(日本仕様)の場合約130馬力に制限されています。

MONSTER 1200 S

新車価格 1,933,000円
燃費 19.2km/L〈2名乗車時〉
排気量 1198cc

基本的な装備は1200と同じですがエンジン出力が約10馬力多い150馬力となっています。
※国内仕様の場合どちらも約130馬力に抑えられています。

カーボン製フェンダー、ザックス製フルアジャスタブルショック、オーリンズ製フルアジャスタブルショック、330mmディスク+ブレンボEVO M50キャリパーなど細かい部分が高性能となっています。

1200と比較した場合約25万円近い価格差がありますが上記の装備は25万円では装着できないため非常にお得になっています。

ただ1200でも十分なスペックがあるためSのほうが良いというわけでもありませんので予算に合わせて購入するのがおすすめです。

ブレーキなどは1199パニガーレ(panigale)と同じ構成となっており非常に高性能なモデルです。

MONSTER 1200 R

新車価格 2,199,000円
燃費 19.3km/L〈2名乗車時〉
排気量 1198cc

モンスターシリーズで一番スペックが高く高性能なモデルです。

ドゥカティが販売しているネイキッドモデルの中で一番スポーツ性が高くなっています。

他のモデルと比較しても馬力、トルクの向上、調整可能なオーリンズ製サスペンション、オーリンズ製ステアリングダンパー、鍛造アルミホイール、専用シートなどでの軽量化など非常に多くの変更が加えられたモデルとなっています。

馬力は約160馬力となっておりリアタイヤが190からRでは200に変更されています。

車体グラフィックもR専用グラフィックとなっておりメタルカバーにはサンドブラストによるRの刻印があります。

他の1200、1200Sなどと比較した場合多きな価格差がありますが価格差以上の性能差はあります。

Multistrada(ムルティストラーダ)シリーズ

MULTISTRADA 1200

新車価格 2,239,000円
燃費 19.3km/L〈2名乗車時〉
排気量 1198.4cc

ドゥカティから販売されているアドベンチャータイプのモデルです。

スポーツ・ツーリング・ストリート・オフロード全てが楽しめるモデルとして販売されています。

テスタストレッタ11°DSエンジン(L型水冷2気筒4バルブエンジン)を搭載しており約160馬力となっています。

MULTISTRADA 1200 S

新車価格 2,539,000円
燃費 19.3km/L〈2名乗車時〉
排気量 1198.4cc

MULTISTRADA 1200のザックス製48mm径フルアジャスタブル倒立フォークに電子制御コンプレッション、るバウンド調整機構などを搭載、リアサスペンションにも電子制御コンプレッション、リバウンド、スプリングプリロード調整機構などを搭載する上位モデルです。

エンジンの性能を3種類から変更できるDTC(ドゥカティ・トラクション・コントロール)と手元のボタンで前後サスペンションが変更できる仕様となっています。

エンジンなどに変更はありませんが走破性、走行性能がかなり高められたモデルとなっています。

MULTISTRADA 1200 PIKES PEAK

新車価格 2,990,000円
燃費 19.3km/L〈2名乗車時〉
排気量 1198.4cc

パイクスピークはアメリカで行われているヒルクライムレースとなっておりムルティストラーダ1200が記録的な勝利をしたことから由来しています。

基本的には1200Sがベースとなっていますがカーボン製スクリーンやフロントフェンダー、レッドトリム付きホイールなどの装備が施されています。

1200Sと大きく違うのが前後サスペンションが1200Sでは電子制御となっていますがPIKES PEAKでは機械式となっています。

MULTISTRADA1200 ENDURO

新車価格 2,699,000円
燃費 19.3km/L〈2名乗車時〉
排気量 1198.4cc

1200Sをベースに非常に多くの部品が交換され高性能となったのがこのエンデューロモデルです。

1200Sではサスペンションが170mmのストロークとなっていますがエンデューロでは200mmとなっています。

またタイヤサイズも1200sでは前120/70ZR17、後190/55ZR17ですが前120/70R19、後170/60R17と前2インチアップ後2サイズ細身に変更されています。

この前120/70R19、後170/60R17のタイヤサイズはBMWなどのアドベンチャーモデルと同じサイズとなっておりタイヤ業界でも力を入れているサイズとなっています。

ホイールもチューブレスを採用するクロススポークホイールに変更、タンク、シート、外観パーツなども変更されタンク容量は20Lから30Lと10L近く増えて長距離走行も可能となっています。

Superbikeシリーズ

959 Panigale

新車価格 2,030,000円
燃費 17.8km/L〈2名乗車時〉
排気量 955cc

ドゥカティのミドルスーパーバイクシリーズとなるパニガーレ959
アルミニウム製モノコックフレームにL型955㏄水冷2気筒4バルブエンジンを搭載した最大トルク約150馬力のスーパースポーツモデルです。

後述する1299 PANIGALEの弟分にあたり排気量を955㏄に抑えたモデルとなっています。

ノーマルの状態でもサーキットでしっかり走れるスペックとなっており一般道からサーキットまで様々な全ての状況下でハイパフォーマンスな走行が可能となっています。

ドゥカティ ライディング・モード テクノロジーが搭載されているため3種類の走行モード、ドゥカティ・トラクション・コントロールによる8段階のセッティングの変更を簡単に行うことが可能です。

このドゥカティ・トラクション・コントロールはMotoGPやスーパーバイク世界選手権用に開発したソフトウェアと同一のロジックとなっており非常にハイパフォーマンスを発揮します。

1299 Panigale

新車価格 2,490,000円
排気量 1285cc

ドゥカティから販売されているスーパースポーツモデルの最高排気量モデルのパニガーレ1299

116mm径のビッグボア・ピストンを搭載したスーパークワドロ・エンジン(水冷L型2気筒4バルブ)は最大約180馬力を出力します。
※日本仕様の馬力となっており本国仕様では約210馬力となっています。

装備も純正で非常に豪華となっておりマルゾッキ製50mm径フルアジャスタブル倒立フォーク、ザックス製フルアジャスタブル水平モノショック、245mmディスク、ブレンボ製2ピストンキャリパー、フルカラーTFT液晶ディスプレイなどそのままサーキットでも走りこめる仕様となっています。

1299 Panigale S

新車価格 3,049,000円
排気量 1285cc

1299 Panigaleの上位モデルにあたる1299 Panigale S

基本的なエンジンなどの装備は同じですが様々な部分が変更されています。

大きな違いはフロントサスペンションがオーリンズ製NIX30 43mmTiNコートフルアジャスタブル倒立フォーク、電子制御電子制御コンプレッションリバウンド調整機構に変更されています。

リアサスペンションも電子制御オーリンズ製TTX36 フルアジャスタブル水平モノショックに変更されています。

上記以外にも鍛造軽合金3本スポークやTFTカラーディスプレイなどが搭載されており50万円近い価格差がありますが価格差以上に豪華な装備となっているため様々なパーツの交換を考えている方にはおすすめなモデルとなっています。

Panigale R

新車価格 3,969,000円
排気量 1198cc

Panigale Rはレース直系モデルのスーパースポーツです。

日本仕様では約70馬力の水冷L型2気筒4バルブエンジンを搭載しています。

ドゥカティ最新テクノロジーのすべてほぼ全て凝縮された特殊なモデルとなっており車体各部は徹底した軽量化が施され乾燥重量は162kgと超軽量になっています。

基本的にはサーキット走行する方向けのモデルとなっているスーパーバイクです。

SCRAMBLERシリーズ

SCRAMBLER ICON


新車価格 1,050,000円
排気量 803cc

ドゥカティの人気ネイキッドモデルのスクランブラーシリーズ

スクランブラーではドゥカティの水冷L型2気筒エンジンを搭載ししっかりドゥカティらしさも引き継いだモデルとなっています。

アイコンではレッド、イエローの2種類が用意されています。

フロントタイヤのサイズが18インチと最近のモデルと比較すると珍しい部類となっておりフロントタイヤを軸に気持ちよく曲がることが可能となっています。

アルミ製タンクサイドパネルは取り外し可能となっており違うパターンなどと交換することが可能で自分らしいオリジナルの外装に簡単に変更することが出来ます。
公式サイトで様々なパーツを交換できるシュミレーションが可能となっています。
パーツ交換のシュミレーションはこちら

SCRAMBLER URBAN-ENDURO

新車価格 1,259,000円
排気量 803cc

ミリタリーカラーが施されたスクランブラーシリーズのエンデューロモデルです。

前後のホイールがワイヤースポークに変更されアップフェンダー、エンジンガードプレートなど様々なパーツがエンデューロ仕様となっています。

エンジンなどの基本的な性能はSCRAMBLER ICONと同じ仕様になっています。

SCRAMBLER CLASSIC

新車価格 1,259,000円
排気量 803cc

1960年頃に販売されたスクランブラースタイルのクラシックモデルです。

専用ビンテージシートやアルミ製リムスポークに変更された専用ホイール、前後のフェンダーもアルミ製に変更されています。

ナンバーマウントもクラシックデザインとなるフェンダーマウントになっており非常におしゃれなデザインに仕上がっています。

エンジンなどの基本的な性能はSCRAMBLER ICONと同じ仕様になっています。

SCRAMBLER FULL-THROTTLE

新車価格 1,259,000円
排気量 803cc

フラットトラックレーサーをイメージし作成されたスクランブラーモデルでレーシングスタイルに仕上がっています。

ややグリップ位置の低い専用ハンドルやレーシングタイプのシートなどに変更されておりテルミニョーニ製のマフラーを搭載しています。

黒基調としたデザインに黄色のカラーリングとなっておりフロントフェンダーにもイエローストライプが施されています。

細かい部分で言えば専用の短いフロントフェンダーなども変更されています。

フラット・トラック・プロ

新車価格 1,354,000円
排気量 803cc

フルスロットルをよりスポーツモデルに変更した2016年登場のフラット・トラック・プロ
2015年AMAプロフラットトラック選手権で使用されたモデルを再現したおしゃれなデザインとなっています。

様々な部分にアルミを使用し軽量化を図っておりまた専用シートやテーパードアルミハンドル、ハンドルグリップ、専用サイドナンバープレート、テルミニョーニ製マフラーなど様々な部分が変更されています。

他のスクランブラーと比較すると価格も高くなっていますがそれ以上の装備の変更が施されています。

エンジンなど基本的な部分はアイコンと同じ仕様となっています。

SCRAMBLER SIXTY2

新車価格 899,000円
排気量 399cc

ドゥカティで唯一、普通自動二輪免許で乗ることができるモデルのSCRAMBLER SIXTY2

基本的には大型スーパースポーツをメインとしているドゥカティですがスクランブラーシリーズの弟分に当たるSIXTY2のみ400cc未満となっており普通自動二輪免許で乗車可能です。

空冷L型2気筒2バルブエンジンを搭載しており馬力は約40馬力となっています。

他のスクランブラーシリーズと比較するとシート高が770mmと低く160サイズのリアタイヤで非常に扱いやすいモデルに仕上がっています。

ほぼ大型のスクランブラーと同じサイズなため中型には思えないかっこいいモデルとなっています。

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