【2021決定版】現行600ccクラススーパースポーツのおすすめは?
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日本国内で販売されている600ccクラスのスーパースポーツ
スーパースポーツといえばリッタークラスのモデルを想像する方が多いですが600ccクラスもリッターより軽く扱いやすいことから最近人気が高くなっています。
リッタークラスのスーパースポーツといえばCBR1000RRやYZF-R1、NinjaH2、GSX-R1000、ZX-R10など各社様々なモデルを販売していますがどのモデルも200馬力近いモデルで気軽に乗るというモデルではありません。
また用途次第ですが性能を持て余すと感じるオーナーも多いのがこの排気量帯です。
リッターSSと比較した600ccクラスSSのメリット
- リッターSSよりも軽く扱いやすい
- リッターSSとほぼ同じ装備のものが多い
- 高回転域まで使った走りが可能
- ワインディングなどもしっかり楽しめるスペック
現在国内4台メーカーそれぞれ特徴的な600ccクラスのモデルを販売しています。
そのどのモデルもリッタークラスのモデルよりも軽くその分扱いやすいモデルになっています。
また装備はリッタークラスのモデルと同じ装備のものが多くなっておりカタログスペックでは排気量が小さい分劣っていますが装備はしっかりした装備となっています。
最近のリッターSSでは手元のスイッチで性能を変更する走行モード切替やスリッパークラッチ、トラクションコントロールなどが標準装備となっていますが600ccクラスのモデルでも標準装備されるようになってきました。
リッターSSでは日本国内だと大きなサーキットなどに行かないとそのスペックをフルに活かす機会は少なくあまり回した走行はできません。
しかし600ccクラスSSでは小さなサーキットなどでも高回転まで活かした走りが可能でスペックを使いきった走行が可能となっておりより楽しく走ることができます。
国内メーカーから販売されている現行600ccスーパースポーツ
ホンダ CBR600RR(生産終了)
新車価格 | 1,129,680円 |
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排気量 | 599cc |
馬力 | 78PS(馬力) |
惜しくも現在は生産が終了してしまいラインアップにはあるものの新車の生産は行っておりません。
2003年にCBR600F4iの後継車種として登場しMotoGPレーサーのRC211Vと同じ構造のフレームやセンターアップマフラーなどの採用によりマスの集中化が図られておりよりレーシーな走りが可能なモデルとなっています。
2代目のモデルまでは馬力は最高117馬力となっておりそのままでもサーキットなどでも走行できるスペックとなっていましたが最終モデルにあたる3代目の最後のモデルでは馬力規制が撤廃されたことを受けて出力が78馬力に変更されました。
スーパースポーツにしてはライイディングポジションはキツくなく上半身の前傾姿勢も緩やかなものになっており見た目以上に快適な走行が可能です。
エンジンはトルクが太く低回転でも扱いやすいアクセルを開けるとどこでも加速するような扱いやすいエンジンとなっています。
ハンドルの切れ角は狭くスーパースポーツらしいものとなっているため狭い場所や足場の悪いところでの取り回しには注意が必要となります。
足つき性は比較的良いほうでシート高は820mmとなっており総合的に見てもかなり優等生なスーパースポーツとなっています。
ホンダ CBR650F
新車価格 | 923,400円 |
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排気量 | 648cc |
馬力 | 83PS(馬力) |
ホンダから販売されている現行スーパースポーツのCBR650F
スーパースポーツではありますが他のモデルと比較すると町乗りなどでも使用することが想定されるモデルとなっておりかなり乗りやすいモデルとなっています。
CBR600RRなどのSSと比較すると若干車重が重たく感じる部分はありますがそれでもオールラウンドに様々なことをこなせるスーパースポーツという位置づけで人気となっています。
エンジン特性は高回転域になるとトルクが増すストリート向けの特性で扱いやすいモデルとなっています。
ヤマハ YZF-6R(フルモデルチェンジ北米モデル)
新車価格 | 12,199USドル(約1,250,000円) |
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排気量 | 599cc |
馬力 | NA |
前モデルのYZF-6Rから9年ぶりとなるモデルチェンジを行い新しく発売されるYZF-6R
2017年3月から北米で販売されることが決定し日本での発売もされると言われているモデルです。
北米での価格は12,199USドルとなっており日本円では約125万円となっています。
フルモデルチェンジした新型YZF-R1譲りのビジュアルに同等の装備を施したモデルで現行YZF-R1と同じ倒立フロントフォークにR1と同じアルミ製の燃料タンク、リアフレームにはマグネシウムを使用し非常に多くの豪華な装備でありながら190kgの重量となっておりかなりの軽量化が図られています。
現モデルの詳細なスペックなどはまだわかっていません。
スズキ GSX-R600
新車価格 | 1,425,600円 |
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排気量 | 599cc |
馬力 | 125.8PS(馬力) |
スズキを代表するスーパースポーツシリーズのGSXシリーズの600ccモデルとなるGSX-R600
1992年にGSX-R750の派生として登場し世界的に人気となり2006年には逆にGSX-R600をベースにGSX-R750が開発されるようになりました。
GSX-R1000用のドライブモードセレクターやショーワ製倒立フォーク、ブレンボ製モノブロックキャリパーなど上級モデルに相応しい装備となっています。
馬力は約125馬力とパワフルなモデルとなっておりしっかり走りこめる性能となっています。
シート高は810mmとなっており比較的良いほうでGSX-R1000とスペック上では同じとなっていますがサスペンションのセッティングの関係で実際の足つき性能はもう少し良くなっています。
カワサキ ZX-6R
新車価格 | 1,301,400円 |
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排気量 | 636cc |
馬力 | 129PS(馬力) |
カワサキを代表するスポーツモデルのZXシリーズの600ccクラスとなるZX-6R
636ccの直列4気筒エンジンを搭載しており最大出力では129馬力となっています。
国外モデルでは131馬力となっており若干のスペックに差がありますがそこまで気にするほどの差ではありません。
車重は192kgとなっておりシート高は830mmと一般的なスーパースポーツと同じ性能となっています。
ホイールベースは1395mmと短めな設計になっており高い旋回性能を持っています。
ブレーキにはNISSIN製のキャリパーを採用し安定したブレーキングが可能となっています。