ホンダ・ヤマハ・スズキ・カワサキの特徴
PR
日本国内の4大メーカー(ホンダ・ヤマハ・スズキ・カワサキ)の特徴をまとめてみました。
よく「技術のホンダ・芸術のヤマハ・漢カワサキ・変態のスズキ」なんて言われますがどうしてそのように言われたりするのでしょうか?
ホンダ
本社:東京都港区南青山2-1-1
バイクのメーカーとして知らない人はいないんじゃないでしょうか?
世界的にも超有名で、バイク以外にも車や芝刈り機なども作っています。
大きな特徴としてどのバイクがとても乗りやすいという特徴があります。
誰が乗っても一定ラインはうまく操縦できて、まるで自分の運転が上手いかのような感覚になります。
またバイクの作りも非常に丁寧に作られており、「壊れにくい」「ホンダ乗りはチョーク知らず」「技術のホンダ」なんてことも言われたりします。
デザインもどちらかというと万人受けのような見た目を積極的に採用する傾向があります。
車体のバランス、燃費、乗り心地、利便性をよく考えており、できる限り全部作り上げていこうというスタンスだと思われます。
その結果がよくわかるのが、教習所や警察の白バイです。
教習所では殆んどのバイクがホンダのCB400SFとなっており、また大型ではCB750が使われています。
警察の白バイもCB1300が多くいかに扱いやすくて壊れにくいという高い評価があるかがわかります。
また世界一売れたバイクとしてギネスブックに載っているスーパーカブもホンダ製です。(全世界5000万台)
イメージカラーとして赤白系が多いですね。
ホンダの特徴
- 壊れにくい
- 無難
- 乗りやすい
カラーリング
- 赤
ヤマハ
本社:静岡県磐田市新貝2500
バイクを知らない人から良くヤマハってバイクも作ってるの?なんてことを聞くメーカーです。
1955年1月に日本楽器製造の社内事業としてオートバイの生産を初めて、7月には分離してオートバイ事業を本格的にスタートさせました。
ヤマハ発電機はトヨタと提携していて高い技術力を持つことで有名です。
トヨタの名車2000GTにはヤマハの技術者がかかわっているという有名な話もあります。
見た目は非常にオシャレで綺麗にまとまっています。
なぜそのように綺麗でおしゃれな車体かというと日本のデザイン会社で有名のGKダイナミクスという会社がデザインしているからです。
ヤマハのバイク第一号のYA-1というバイクの作成の際、1955年ではまだデザインという仕事は確立されていなかった時代からヤマハはデザインの対する意識が高く当時としては珍しいデザイン会社への外注という手段になりました。
そのことから「デザインのヤマハ」「芸術のヤマハ」なんて言われたりします。
技術面もトヨタ向けのスポーツエンジンで培った技術で優等生のようなバイクといわれます。
カラーリングは白系青系、黄色または赤のストロボカラーが有名です。
ヤマハの特徴
- オシャレ
- きれい
- 意外と高い技術力
カラーリング
- 白系青系、赤や黄色のストロボカラー
スズキ
本社:静岡県浜松市南区高塚町300
軽自動車のスズキとして有名なスズキですがバイクでも有名ですね。
またスズキという名前で「安い作り」なんて連想する方が多いみたいです。
しかし実際は、できる限りコストを下げ、安いバイクを作るのがうまく、その結果見た目が若干安っぽくなっているものもあります。
スズキは性能については妥協することが少なく、エンジンの性能はピカイチです。
同じ排気量の他社のバイクと比べると馬力がかなり高かったりすることが多いですね。
エンジン部分の性能がかなり高く、丈夫で、世界的に人気があります。ハヤブサでは197馬力と公道で走れるバイクでほぼ最大のパワーがあります。
見た目はとにかく個性的なものが多く、一般受けしないデザインを普通に発売したりしています。
どの層に需要があるのかわからないようなバイクがラインナップに合ったりと「見ていて面白い」なんて言われたりします。
そのためスズキのバイクは人と被りにくく、そこに魅力を感じるコアなファンもたくさんいます。
また新しいことにチャレンジするのが得意でその中で隼(ハヤブサ)や刀(カタナ)といった名車もたくさん作っています。
オプションパーツメーカーのヨシムラと共同開発したGS1000で参戦した鈴鹿8時間耐久レースというレースで当時最強の「無敵艦隊」と呼ばれたホンダのレーシングチームを抑え優勝した話は有名ですね。
その特徴的なバイクから「変態のスズキ」なんて呼ばれたり、バイク話でのいじるネタになったりしますが、先進的なデザインで最もエンジンパワーを引き出すのが上手いといわれています。
カラーリングは白ベースの青なんかが有名ですね
スズキの特徴
- 速い、エンジンパワーが高い
- 特徴的なデザイン
カラーリング
- 白ベースの青が多い
カワサキ
本社:兵庫県神戸市中央区東川崎町一丁目1番3号神戸クリスタルタワー内
最近いろいろ変わりつつあるメーカーがカワサキです。
昔は「おじさん向けのバイク」なんて言われたりやんちゃしたり暴走したする方たちから支持されていいましたが、最近になり急にスポーティで高性能で先進的なモデルを作るようになりました。
昔は本当にひどい時代があり、エンジンオイルが漏れたり、いたるところが錆びてるなんてのはよくある話で、バイクをしっかり治せたり、そのバイク以外乗りたくないなんて人しかチョイスしない玄人向けでした。
しかし、最近は初心者でも扱いやすく、高機能のスーパースポーツを積極的に発表したりとかなり方向性がかわりました。
性能向上も意欲的に取り組んでいて最近だとNinjaH2のようなバイクなんかもラインナップに入るようになりました。
特に4気筒エンジンはファンが多く4気筒ならカワサキ以外ダメという人も多いです。
昔飛燕という戦闘機を作っていたりして、新幹線、飛行機、衛星なんかもつくったカワサキはカワサキ=漢と言われ、人気のあるスクーターは女々しいと作らないことから「漢(おとこ)カワサキ」なんて言われます。
カラーリングはカワサキグリーンといわれるライムグリーンが有名ですね。
第34回鈴鹿8時間耐久レースで空気を読まずにエヴァンゲリオンを投入してピットスタートから5位まで追い上げた上にさらに空気を読まずにライトを点灯させなかったことなんて面白い話ですね。
カワサキの特徴
- 昔からやんちゃな人に人気
- 昔は性能が悪かったが最近は高機能
- デザインが先進的でかっこよく、新しいことに挑戦している。
カラーリング
- ライムグリーンと黒