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【タンデム】バイクの二人乗りで注意したいこと【コツ】

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2015.10.21

バイクの免許を取得したら一度はやってみたいバイクの二人乗り(タンデム)ですね。
暖かくなると二人でツーリングなんてのもいいですね。

しかし、二人乗りする時には、人の命を預かっていると言うのを忘れずに、いつも以上に気を付けなければいけません。

ここではそんな二人乗りについての注意点やコツを紹介します。

二人乗りできる条件

二輪免許取得後1年経過で一般道路での二人乗りの走行が可能
さらに3年経過後、高速道路での二人乗りが可能(ただし、20歳以上で126㏄以上のバイクに限る)

違反してしまった場合の処罰

上記の条件に違反してしまった場合10万円以下の罰金
違反金12.000円、2点の減点が課されます。
もし事故を起こしてしまった場合保険が下りないケースもあります。

首都高速の一部は二人乗り禁止となっており

この標識があるところは通行禁止となっています。(大型自動二輪車および普通自動二輪車二人乗り通行禁止標識)

約35パーセントが禁止区間となっていてこちらを走行した場合も反則金12.000円、2点減点となっています。

運転での注意点とコツ

1.発進時はクラッチを丁寧かつ早く繋ぐ

二人乗りでは同乗者の体重分重量が重くなるため、発進時に普段より多めの力が必要になります。

普段より多めの力が必要ということはアクセルを普段よりあけるのですがその分クラッチ操作を丁寧にかつ素早く操作する必要があります。

2.停止時のブレーキの操作を早めで丁寧に

重量が増える分制動に必要な力が増えるます。
二人乗りでは一人乗りに比べ制動距離が長くなります
いつもよりも早めにブレーキをかけることを心がけ丁寧かつ余裕のある運転をしましょう。

3.急加速、急停止などの急制動はしない

急のつく操作を行うと同乗者が必要以上に疲れてしますため極力行わないほうが良いでしょう。

酷い場合は振り落してしまい事故につながる可能性もあります。
いつもより早めの余裕ある運転を心がけましょう。

4.乗り降りは運転者が必ず声をかけてからしましょう。

不意なタイミングで乗り降りするとバイクは簡単に立ちごけしてしまいます。

どんなに運転がうまい人でも200㎏以上あるバイクだと倒してしまうことも。

立ちごけなどをしてしまうとせっかくのツーリングでも雰囲気を壊してしまうため必ず声を掛け合いましょう。

5.服装、装備をキチンと用意する。

後ろに乗るということは運転者に命を預けることになります。

ちゃんとしたヘルメット、グローブ、またしっかりと長袖長ズボンを身に着けましょう。

また意外と走行中の風で体温、体力を奪われるためしっかりと薄手のシャツでよいので長袖等を身につけましょう。

6.同乗者は荷物になりきる。

バイクはバランスで運転するもので運転者の思っているほうにしっかりと体重移動しないと曲がりきれなかったりします。
同乗者は荷物になりきり、運転者と同じように体重移動をしましょう。

7.同乗者は運転者にくっつきすぎたりして運転の邪魔をしない

運転者にくっつきすぎると運転に支障がでる場合があります。

運転の妨害にならないように気を付けましょう。

また肩に手を置いたりする人がたまにいますが運転しにくいので辞めましょう

タンデムであると便利なアイテム

インカム

inkamu

有線もありますが最近はBluetoothを使うものが一般的。
走行中会話ができるため非常に楽しくなります。

タンデムベルト

小さい子供を乗せる場合に非常に有効です。
物理的に固定するため安心です。

バックレスト(背もたれ)

一部の車両のみですが背もたれがあるだけで相当負担が軽減されます。

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