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バイクのタイヤの基礎知識

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2015.12.06

バイクで一番高い消耗部品といわれるタイヤ。
高い物は一本数万円だったりと高額です。

未使用のタイヤでも数年するとプラスチックのように固く劣化し溝があってもうまく地面に食いつかず滑ってしまい非常に危ないです。

溝が無くなっているものや年数が経って劣化しているものは早めに取り換えましょう。

ここではそんなバイクのタイヤの基礎知識を紹介します。

タイヤの中身は2種類あり、ラジアル機構とバイアス機構となっています。

ラジアル機構について

ラジアル機構は、進行方向にたいして直角にコードを配置しトレッド面剛性を高め抵抗も少くなります。

また骨格がしっかりしていてタイヤの変形量が少なく高速走行時の安定性が高くなっています。
タイヤの抵抗が少ないため燃費が良くなることもあります。

バイアス機構について

バイアス機構はコードに角度を持たせたクロス配置でベーシックなタイプ。
乗り心地がゆっくり走っている時のハンドル操作が軽いのが特徴です。

基本的にラジアル機構の方が値段は高く、主にレーサーレプリカやスーパースポーツなどのバイクに使われることが多いです。

タイヤ表示の見方

バイクのタイヤには色々な情報が書いてあり主に幅や扁平率、速度や構造、ホイール径などいろいろな情報が明記されています。

例えば、
110/70ZR17M/C(75w)  1213

タイヤ幅
最初の110はタイヤの幅についての記載
扁平率
70はタイヤの扁平率についてでタイヤ高÷タイヤ幅×100の値
速度
Zは速度レンジについての記載でどの程度のスピードに対応しているかの目安
構造
Rは構造についてでラジアル機構はRと表示
ホイール径
17はホイール径の表示 タイヤの内径と一致しないと組み付けはできない
モーターサイクルの意味
M/Cはモーターサイクル専用の意味。
ものによっては車にも組み付けてしまうものもあるための表示
荷重指数
(75w)は荷重指数。 どの程度荷重に耐えられるか指数化したもの。
製造年月日
1213の4つの数字は製造年月日 製造週と製造年を4つの数字で記載し1213の場合は2013年12週目という意味になる。

バイクのタイヤの基礎知識を身に着け、愛車にあったタイヤ選びをしましょうね!

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